損保事務・未経験でも採用される方法

損保事務「未経験OK」は本当に未経験OKなの?

つきこ
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損保事務の仕事は未経験からでもチャレンジできます。その理由を解説します。

研修制度の充実

損保事務はしっかりと体系化されています。やり方が決まっていてそのやり方でないと通らないのです。そのために保険会社の研修やマニュアルがしっかりと整備されています。働く先が保険会社でも代理店でもそれは同じです。

実は私が今の会社を退職後狙っている派遣の仕事があります。その仕事は未経験OKで定期的に募集があるので応募要項を時々見ます。すると採用されると研修期間と試用期間で2ヶ月要するとの記載が毎回あります。
その間の時給は150円位安いのですが、資格取得のための研修とデビューするための研修をしっかり受けてから独り立ちするように教育プログラムが組まれていることがわかります。

未経験者に対して適切なサポート体制を整え、未経験から成長できる体制が整っている仕事が多いのが損保事務業界。新たなスキルや知識を吸収し、成長していく意欲があれば、未経験でも安心してスキルを身につけることができるのです。

資格取得支援制度

損保事務の仕事に応募しようと思うと損害保険募集人の資格は必須になります。ですから損害保険募集人の資格を取得するための費用を補助してくれる企業もあります。
実際私の会社は代理店ですが、資格取得の費用は会社持ちですし、資格がない方が採用された時は、資格取得まで待ってくれます。

派遣会社などでは未経験から損保事務に応募したい方のための損害保険募集人資格の研修を開催しています。一般事務で働きながら損害保険募集人資格の研修を受けて資格を取得し、派遣の期間満了をもって損保事務に応募することも十分可能です。

また、保険会社で事務のみのお仕事をされる場合は資格不要のこともあるようですが、そこからステップアップを狙う場合はやはり損害保険募集人資格は必要になります。

損害保険募集人資格は一度取得すると有効期限は5年間です。私たち代理店で働く損保事務従事者は5年ごとに試験を受けに行くのですが、面倒だなぁと思うことが多いです。でも落ちる人は殆どいませんし、他業界からの転職組でも落ちた人を見たことがありません。

つきこ
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損害保険募集人資格は難しくないですからどうぞ安心して受験してくださいね!

損保事務に応募するためにはどんなスキルがあればいい?

知識の習得意欲と正確な事務処理能力

損保事務においての一番大切なスキルと言えるのが正確な事務処理ができる能力です。損保事務は数字を扱い、細かい文字を読んでそれを理解することで仕事を進めます。数字や文字の入力や申込書や見積もりを作成したりすることが多く、私の日常はパソコンに向かって仕事をしていることが全体の70%くらい。

事務処理の方法は保険会社によってしっかりと決められているので、決められた作業を間違わずにできる正確さを要求されます。メールの誤送信や郵送物の誤配などの情報漏洩があってもいけないので、損保事務に携わる人間は何をするにも正確さが求められます。

それが怖くて、私は自身の作業を何回も見直ししていますし、少しでも曖昧な事務作業で、でも誰もわからないし、多分これでいいと思う、というような時は上司に何回も聞いてしまうし、確かめてしまいます。

そんな時も保険会社のマニュアルがしっかりあるので、一緒に確認してもらったり、ヘルプデスクに聞いたりして仕事を進めるのでそこは安心してください。
逆にやり方が決まっているので、マニュアルの通りやればいいですし、損保事務界隈ではみんなで一緒に解決していく風土があるので、そういう意味では未経験の方でも安心していられます。

仕事の残りの30%は補償内容をお客様に説明したり、社内で話し合ったりします。その時も正確な補償の知識が必要になりますので、知識の習得意欲と正確な事務処理能力は必須といえるでしょう。

そんなぁ、それじゃあ私には無理!なんてことはないですよ!やる気さえあれば保険の知識は誰でも習得できるものなので、心配しないでください。

実は知識をきっちり覚えるというより、むしろマニュアルのここに書いてあったなとか、システムのこの部分にあったな、ということを覚えていることの方が大切なのです。なぜかというと、保険は改定が多いので以前の知識が古いものになってしまうことが結構あるからなのです。

損保事務は未経験でもOKな研修制度や教育プログラムが確立しています。しっかり学ぶ気持ちがあり、それを継続していければ何も問題ありません。

つきこ
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未経験者でも戦力になれるような教育体制が整っているため、スキルや経験にとらわれずにチャレンジすることができます。

パソコンスキル

上でも書きましたが、私の仕事で全体の70%はパソコンに向かっています。なのでパソコンが使えなければ仕事になりません。
パソコンのどんなスキルが必要かといえば、メール送受信、文字や数字の入力、基本的なエクセル・ワードの操作能力くらいで、基本的なパソコンスキルがあれば問題ありません。

パソコンで何をするかというと大抵は保険会社のシステムを利用して保険料の計算や申込書や変更書類の作成、精算事務、様々な入力などをしています。
保険会社のシステムはそれぞれの会社で全く仕組みが異なるので何社も扱っている代理店などではいくつもの保険会社のシステム操作を覚える必要があります。

一般的には、専門知識を持たない未経験者でも、パソコンスキルに自信がある場合は採用されることが多いです。もしこれから身につけようと思われているならまずはエクセル。そしてワード。次にアクセスかな。これらを身につけると良いでしょう。

コミュニケーション能力

損保事務では、お客様や同僚とのコミュニケーションが不可欠です。改定が多いのでその度に保険会社は説明会をしますし、同僚とそのことで話し合ったりもします。お客様にも改定部分をお伝えしますし、誰かに何かを説明をする機会は必然的に多くなります。

コミュニケーション能力が高い人は、仕事の効率が良くなるだけでなく、仕事の質も向上しますから評価も高いのは損保事務に限ったことではないと思います。相手の意図を理解し、正確かつ適切な情報を提供できるコミュニケーション能力が求められます。

ちなみに私はコミュニケーション能力は高くないと思っています。なのでずっと説明力について勉強を続けています。人生どこまで行っても勉強なんですよねー。

問題解決能力

損保事務では、自動車保険の車両入替や火災保険の相続などの保険契約の変更や事故対応、更新・更改の再見積もりなど、毎日お客様から様々な問合せ入ります。そのため、マニュアル内のどこに書いてあるかを調べる調査力や問題解決能力が求められます。

損保事務ではお客様のお話を聞いて何を訴えていらっしゃるのかを的確に判断し、スムーズな対応ができる人材が求められます。私は電話対応をすることがほとんどですが、電話で話をしながら手を動かしながら保険会社のシステムで補償内容を確認し、見積りをしたりお客様の問題解決に必要な情報をお伝えします。

最初にそれを先輩社員がやっているのをみた時すごいと思いましたが、システム操作に慣れると誰でもそれができるようになります。

自動車保険の車両入替で事前にご連絡をしてくる方が多いのですが、もう車がきちゃったよとおっしゃる方も中にはいらして、そういう時は急いで見積もりをして保険料を計算してお手続きいただくなど、緊急時には慌てず冷静な判断力も必要です。

ビジネスマナー

損保事務に限らず社会人であればビジネスマナーが求められますよね。電話応対や来客対応、メールの書き方や服装など、基本的なマナーを身につけていることは当然のこと、お客様と接する機会も多いため、丁寧な対応が求められます。

未経験者におすすめの損保事務求人情報

つきこ
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損保事務未経験者には、リクナビ派遣求人ボックスをおすすめします

損保事務未経験者が損保事務の求人を探す際にどんな形態で働くのかを考えないといけません。パートなのか正社員なのか契約社員なのか派遣社員かなど。

リクナビ派遣をオススメする理由

たくさんのお仕事情報を探せる

リクナビ派遣はお仕事情報から探すことができて様々な派遣会社のお仕事を一括で探すことができるポータルサイトです。一つの派遣会社のホームページだけ見て登録するとその派遣会社に損保事務の仕事が多ければ良いのですが、そうでないとせっかく登録してもお仕事を紹介してもらえないということになります。

なので、リクナビ派遣に登録をしてお仕事情報から派遣会社の登録をするのが効率の良い方法でしょう。履歴書や職務経歴も一回登録すればそれぞれのお仕事応募に使えるので面倒がありません。

損保事務は派遣が多い

損保事務の求人は圧倒的に派遣が多い印象です。そして紹介予定派遣※も含めて、派遣社員から直接雇用になる方も多いのです。私も今の会社もその前の会社もそうでした。なので、派遣を探すのが損保事務未経験でも経験者でも効率の良い探し方になると思います。
※派遣期間(最長6ヶ月)終了後、本人と派遣先企業双方の合意のもとに社員となる働き方をいいます。

派遣なら損保事務が自分に向いているかそうでないか試せる

損保事務には向き不向きがあると言われています。なので、応募しようとするアナタも自分が損保事務についていけるのかそうでないのかが気になると思います。少しでも損保に携わったことがあるならまだしも、全く違う業界からの転職だったり、新しく仕事を始める場合などは色々気になることも多いと思います。

新しいタブで開きます

派遣の仕事は未経験OKも多いし、派遣で働いて事情がわかってから正社員に応募する方法ってすごくいいのではないかと私は思います。一般派遣もいいですが、上に書いたように紹介予定派遣なら、3ヶ月から6ヶ月派遣で働いて本人と派遣先会社の双方合意の元で直接雇用に切り替わるというお試しができるのでとても良い制度だなと私は思っています。

【リクナビ派遣】スキルをつける、スキルを磨く、派遣なら両方できる!

そうは言っても派遣も正社員ももしかしたらパートで働くかも、なので一箇所で探したいという方もいますよね。そんな方におすすめなのが求人ボックスです。

求人ボックスの特徴

つきこ
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求人ボックスは現在では月間利用者数は800万人を超え、国内最大級の求人検索サービスです。

国内最大級の求人検索サービスで網羅的に求人を探しやすい

求人ボックスは国内最大級で、500万件以上の求人を掲載、ユーザー数も月間800万人以上となっています。そのため派遣・社員だけでなくパートなどの職種も一括で探すことができてたいへん便利です。

ちなみに働き方を全てにして「損保事務」「未経験」で検索したら、9,076件の求人情報が出てきました。スクロールして見ていくと、様々な求人サイトの求人広告がずらずらと並んでいます。色々なサイトの求人広告を求人ボックス一箇所で見ることができます。

様々な求人サイトの情報が求人ボックスという一つの媒体で検索できるので、求人情報を探すてまがはぶけて非常にラクです。

求人ボックスは応募も簡単

損保事務は派遣と正社員の募集が多いです。それと保険会社のアソシエイトとかスタッフとかいわれる働き方の募集広告も出てきました。
求人広告をクリックすると求人ボックスの中で詳細を確認できて、もっと詳しく知りたいとか応募したいと思ったら、ボタンをタップするだけで掲載元へそのまま飛んで情報を見ることができるんです。

具体的には、求人ボックスの求人情報を下までスクロールすると、「掲載元で見る・応募する」というボタンがあって、タップすると掲載元に飛んで簡単に応募できます。とても便利です。

求人ボックス独自の求人を見つけることができる

求人ボックス独自の求人もあり、他の求人サイトにはない求人を見つけることができます。

新着求人をメールで届けてくれる

検索条件を保存したり、見つけた求人情報をお気に入りに登録したり、新着求人をメールで送信してくれるサービスがあります。

求人ボックスに登録しておくと、転職・就職活動がスムーズに進むこと間違いなしです。

採用後の研修の実際

保険会社の場合

損保事務採用後の研修は、保険会社本体やグループ会社で行われます。研修では専門トレーナーによる丁寧な指導が行われ、保険代理店実務の習得が目指されます。
研修の内容については具体的にはわかりませんが、実際の研修では保険業務に関する知識やシステムの説明が行われるとの口コミがあります。

保険会社に採用された場合(派遣先が保険会社)は、研修がしっかりしているし、複数人採用された場合は同期入社ということで、同じ立場の方と一緒に楽しく学ぶこともできるでしょう。

代理店勤務の場合

代理店に未経験で採用された場合は色々なパターンがあると思います。代理店内での研修もあるし、保険会社に出向いて研修を受ける場合もあると思います。

保険会社で開催する種目(自動車保険とか火災保険とか)ごとにの研修会に参加したり、保険会社のシステムのe-Learningで研修したりもします。

損保事務は体系化されているので研修で学んだことをしっかり生かしてお仕事ができるのなら問題ありません。

つきこ
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保険会社でも代理店でも研修制度はしっかりしています。アナタのやる気次第ですよ!

損保事務デビュー後のリアル

戦力になるまでに時間がかかる

研修を受けてしっかり学んだし、資格も取得した。明日から実務に携わるようになる。そんな時期を迎えたアナタ。
でもだからといって即戦力になれるかと言ったらやっぱり損保事務はそんなに甘いものではないのです。

まず、損保事務の仕事内容は多岐にわたります。保険契約や変更の手続きや書類作成、顧客対応など、多様な業務があります。仕事は専門性が高く、最初は一連の仕事のほんの少しの部分を任されることになると思います。しかもその業務は細かくて緻密な作業を要するため、正確性と注意力が求められます。

最初はとても神経を使ったなぁと思うでしょうね。そして周りが忙しくしてるのに自分は何もできないのがもどかしい気持ちになることもあるでしょう。でも次第に慣れて1ヶ月を経過する頃にはなんとなく他の方のしていることも見えてくるようになると思います。

他業界から損保事務に入った方の今

私の会社には他業界から入ってきた方が複数います。アパレルの社員だった方、銀行員だった方、証券会社に勤務していた方、不動産業界でお仕事してた方。

皆さん今はバリバリの損保事務従事者です。

基本的にはマニュアルがありますし、わからないところは周囲の方に聞けば教えてくれるのでそんなに心配することもありません。

損保事務はアナタの成長を促す仕事

未経験からの損保事務デビューは挑戦的な一面もありますが、実際にはチャンスと成長の場でもあります。未経験者でもチャレンジできる理由は、損保業界が未経験者を積極的に採用し、研修制度やサポート体制を整えているからです。未経験者でも充実した研修を受けながら、仕事に必要なスキルや知識を身につけることができます。さらに、損保事務の仕事は一つのスキルセットを磨くことで成果が見えやすく、自身の成長を実感しやすい特徴もあります。

一方で、損保事務のデビュー後には難易度の高さも感じることがあるでしょう。業務の繁忙期やストレスのある状況下での対応、クレーム処理など、厳しい状況や困難な業務も存在します。しかし、それらの状況を乗り越えることで、自己成長やキャリアの発展につながる貴重な経験となります。

まずは損保事務に応募してみよう

完全ペーパーレス化がまだの今が損保事務応募のチャンス

損保業界では、保険契約手続きの機械化・ペーパーレス化が進められている一方で、まだまだ紙の申込書や変更書類などをさばく事務処理が多く残っています。
しかし、これも2024年、2025年には本当のペーパーレス時代がやってくるように思います。

ペーパーレス時代になると完全な在宅勤務ができるようになるのでしょう。そうなると周囲に聞くことも簡単にできなくなるので、損保事務未経験のアナタが損保事務をしっかり身につけられるチャンスはそう長くないかもしれません。

損保事務未経験のアナタ、迷っている暇はありません。応募したからといって、すぐに採用されるかどうかはわかりません。

なので、まずは損保事務に応募してみましょう。

未経験OKとうたっている求人情報なら、業界経験がなくてもチャンスがあります。未経験者でも学ぶ意欲や向上心を持って取り組める人材を求めているのです。

損保事務業界は高齢化しています。若いアナタにはチャンスがあります。
また、例え50代になっていたとしても、今まで培ってきたスキルを損保事務に活かす職場はあります。

↑これホント

つきこ
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まずは応募しないと始まりませんよ!

リクナビ派遣

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